医療・クリニックに強い税理士松浦薫のブログ
確定申告シーズンも残り1週間。
色々重なり、ほぼ1か月休みなし、、、(涙)でしたが、何とか1日お休みとりました。
3月15日後に、スムーズに通常運行に戻れるよう、少しがたついてる色々、諸々をなんとか整理。
さて、突然ですが、「チャットボット」ってご存知でしょうか?
最近特に増えてきました。
ネットバンキングや証券口座、その他いろんなサービスをインターネットで利用する際に、
画面の右下にで出てくる、吹き出しみたいなもの。
何か質問はありませんか?
↑こういうの、です。質問を入れると、聞いたことに答えてくれる、あれです。
最初でてきたときは、ほんまにこたえてくれるんかいなーと思っていたのですが、
意外に使い勝手がよくなってきました。
質問のデータがどんどん蓄積されているのだと思います。
さて、タイトルの「チャットボットにはならないように」。
最近マネーフォワードやfreeeなどのクラウド会計ソフトを使う機会がどんどん増えています。
使用方法など、わからないことがあれば、チャットボットで質問。
チャットボットさんが解決してくれることがほとんどなのですが、、、
解決してもらっても何となく、腑に落ちないこの感覚。
なんでだろう、、、と思ったのですが。
「聞かれたことに、一問一答」がチャットボット。
聞かれたことに答えてくれる、のですが、それ以上でもそれ以下でもない。
んですよね。
・・・もし、チャットボットな税理士がいたら。
私の今年の税金はいくらになりますか?
あなたの今年の税金は〇〇〇円です。
この〇〇〇は節税になりますか?
その〇〇〇は節税にはなりません。
・・・イメージ、こんな感じでしょうか。キツすぎる笑。
この仕事をやればやるほど、
税理士業は、究極のサービス業
だなーと思います。
ご面談を重ねるにつれ、
お仕事の状況、ご家族の状況、そして普通なら他人に見せることのない経済状況、などなど
いろんな側面からお話を頂きます。
だからこそ、
聞かれたことに答えるだけでは、価値は半分。
聞かれたことに関連して、そのプラスアルファをお答えするのが価値。
そもそも聞かれる前に、問題があれば、こちらから、「問題に気づいてもらう」のが価値。
だと思います。
お客様の状況や想いをくみ取って、どこまで先を見据えた提案ができるか。
そのために、「問題解決」を超えた「問題発見」能力をどこまで磨き上げられるのか。
絶対「チャットボット」な税理士になんかなれないです。
今日一日で、3つのチャットボットさんとやりとりしつつ、
日々精進、日々勉強、日々経験、だなぁと思った、久しぶりの休日なのでした。
【ひとりごと】
いただきものの文旦。さっぱりした甘みで美味しかった。
文旦、ブンタン、やくわりぶんたん。・・・。
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