美術鑑賞日記

遊びの流儀ー遊楽図の系譜:税理士の美術鑑賞日記

遊びの流儀ー遊楽図の系譜:税理士の美術鑑賞日記

2019.08.12
美術鑑賞日記

医療・クリニックに強い税理士、開業ドクターの「伴走者」、松浦 薫です。

モットーは、「お客様が『一番永く、深く関わりたいと思う専門家』になること」

 

※ 私のちょっと(かなり!?)変わったプロフィールはこちら。

消費財のマーケティングボストンコンサルティンググループ(BCG)でコンサルタント天職見つけて今は税理士・・・

キャリアのくねくね紆余曲折っぷりを、10人中(ほぼ)10人の院長先生に面白がっていただいています(笑)。

Profile vol.1 キャリア前半~戦略コンサル(BCG)など。

Profile vol.2 キャリアつづき。なんで税理士。

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今回は、美術鑑賞日記。

絵を描くセンスは全く!ありませんが、

まとまった時間ができると、美術館でゆっくりと時間を過ごすのが習慣になっています。

 

というのも、

平日を中心に、おシゴト日は、

頭の中&マインドシェアの大部分が「仕事」

で、

目的から逆算

できるだけ、効率よく

できるだけ、無駄がなく

・・・と、ちゃきちゃき動いている感じ。

 

ですので、

バランスをとる意味で、

静かで、

アートで、

なんとなく非日常感のある

「美術館」という空間が心地よかったりするのです。

(なので、根津美術館のような、静かで落ち着く空間がとても好きです。)

 

 

今回は、サントリー美術館の「遊びの流儀ー遊楽図の系譜」に行ってきました。

 

近世初期を中心に、「遊び」をテーマにした

遊楽図や、カルタ・双六といった遊び道具が、数多く集められ、展示されてまして。

目的から逆算

できるだけ効率よく。

できるだけ無駄がなく。

 

・・・の世界とは、対極の世界が広がってました笑。

 

遊楽図に描かれている

  • 双六やカルタに楽しそうに興じる人たち
  • 輪になって蹴鞠に興じる貴族たち
  • 同じ顔した数十人の「おかめさん」の輪舞(ロンド)

などなど、見ているだけで、クスっと笑いたくなるような不思議な感覚。

 

徳川家に嫁ぐ大名のお姫様の花嫁道具(・・・じゃないか)の

蒔絵や螺鈿で作られた、双六セット!おいてあるだけで、華やかでとっても素敵。

 

江戸時代のカルタも数多く展示されていて、

「うんすんかるた」(初めて聞いた)、「大名かるた」(家紋や旗などの文様をあてる)、など

始めて見る&聞くものばかりでしたが、面白かったのが、「いろはかるた」。

上方と江戸と両方の「いろはかるた」が展示されていたのですが、

同じカルタでも、上方と江戸のそれぞれのキャラクターの設定が面白い笑。

 

江戸:「ほ」⇒ 骨折り損のくたびれ儲け

上方:「ほ」⇒ 仏の顔も三度まで

 

・・・なるほど笑。

 

ということで、

目的から逆算

できるだけ効率よく。

できるだけ無駄がなく。

・・・とは、対極の世界を堪能、してきました。

 

そして、当然、そのあとは、恒例の「うだうだランチ」に突入しましたとさ。うだうだうだうだ、話はとまらず。

そう、「遊び」って大事ですから^^。