医療・クリニックに強い税理士松浦薫のブログ
最近特に思うこと。(いや、ずっとしみじみ考えてること)。
経営者の守備範囲は本当に多岐に渡る…と思います。
特に立ち上げ期や成長期、ベンチャーの社長さんや開業間もない院長先生は、大きなことから小さなことまでアレヤコレヤ(なんか、どこかのCMで聞いたような)。
ただ、”これだけは外しちゃいけない要素が幾つかあるなぁ”と思うことがあり。
一つは「戦略」。
自分の組織は何が強みで、世の中のどこでどう価値を出すべきなのか。短期的なここ1~2年をどう生き残って、将来的にどういう組織に成長させていくのか。
これはまぁ、そうだよなぁ、というか。「気が付いたらそればっか考えてる」
そしてもう一つ。「人」。
・・・ですよね。。。
その会社がどんないい(もしくはそうでもない)戦略を考えていたとしても、
その戦略を、動いて、つまずいて、それでもまた立ち上がって、動いて、結果を出していくのは、
現場から経営陣まで、やっぱり「人」、なんですよね。
・劉備玄徳&諸葛孔明の「三顧の礼」
・武田信玄「人は城 人は石垣 人は堀」
・徳川家康「人の勝る財はなし」
などなど、歴史上のできごとや言葉を見ても、人材の大切さを説く話は数多く。
いままでずっとスタックしていた案件が、「たった一人の人材」が入ってくれることで、ウソみたいに動き始めたり、
本当に重要な案件なのに、まったく毛色の違う問題が元で、推進してくれていた人材が流出してストップする危機を抑えたり、、、
「本当に、「いい人材(人財とよぶべきでしょうか)」は、なにものにもかえがたい宝、です。
ですが、大会社でない限り、そういう人には、本当にいろんな仕事が集中しがちです。仕事が集まって、うまく回っているときはいいのだけれど、色んな仕事が集中するぶん、大きなことから小さなことまで、色んなストレスや負荷がかかってきます。
そして頑張ってくれている人材ほど、そういうストレスや負荷を自分でやりこなし、また頑張ってくれます。
でも、やっぱり限界はありますよね。
「そんなに頭を悩ませてくれてたのか・・・」
後から聞いて、がくぜん、というか、本当、申し訳ないというか。
これは!と思う人材に、どう自分たちの組織を好きになってもらうのか、どう仲間になってもらうのか、どう気持ちよく働いてもらうのか、どうパフォーマンスしてもらうのか。
おせっかいすぎるくらいおせっかいに理解して、ちょうどいいくらいなのかもしれません。
(それが、本人にわかるようにする場合とそうでない場合があるとは思いますが)。
そして、実は極論、そればっかり考えててもいいくらいなのかな。。。と思ったりもします。
(←目の前もろもろもろもろで、そういうわけにはいきませんが)
いや、やっぱり極論すぎたでしょうか。
今週は、そんなことを考えさせられる出来事があった(涙)、一週間でした。
院長先生も、スタッフの皆さんに向かいあう時間、とれていますか?
ふりかえってみて頂けたらと思います。
医療・クリニックに強い税理士、開業ドクターの「伴走者」、松浦 薫です。 モットーは、「お客様が『一番永く、深く関わりたいと思う専門家』になること」。 ※ 私のちょっと(
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