組織づくり

院長先生の経営力:「期待値」のコントロール、してますか?

2019.07.21
組織づくり

医療・クリニックに強い税理士、開業ドクターの「伴走者」、松浦 薫です。

モットーは、「お客様が『一番永く、深く関わりたいと思う専門家』になること」

 

※ 私のちょっと(かなり!?)変わったプロフィールはこちら。

消費財のマーケティングボストンコンサルティンググループ(BCG)でコンサルタント天職見つけて今は税理士・・・

キャリアのくねくね紆余曲折っぷりを、10人中(ほぼ)10人の院長先生に面白がっていただいています(笑)。

Profile vol.1 キャリア前半~戦略コンサル(BCG)など。

Profile vol.2 キャリアつづき。なんで税理士。

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今回は、税金とは関係のない話。

「期待値」のコントロールの重要性について。

 

スタッフが思うとおり動いてくれない・・・

 

院長先生からよく聞かれるお悩みの一つ。

 

そんなとき、よくお話させて頂くのは、

「期待値」のコントロールについて。

先生の思う「理想」と、「現実」のギャップが大きければ大きいほど、

思った通り動いてくれない、うまくいかない、なんでそうなるのか、・・・と感じられる、そのお気持ちはよくわかります。

 

でも、求める理想が高ければ高いほど、「現実」とのギャップが大きくなって、その分院長先生のストレスがたまる・・・

それってちょっと理不尽、ですよね。

「理想」が高いのが悪いこと、のような。

・・・決してそんなことはありません。「理想」を高く持つのはとても素晴らしいこと

院長先生が開業時に考えておられた「理想のクリニック」は、いつまでも追い求めて頂きたいです。

 

では、どうしたらいいか。

一つ「考え方」を付け加えて頂くだけで、ずいぶんと気持ちが楽になります。

それが「期待値」という考え方。

 

いきなり、理想像と現実を比べるのではなくて、

今のスタッフの状況をみたら、どこまでやってもらえたらOK、と考えるのか

あえて、少し直接的な言い方をすると、「期待値を下げる」ことを覚えてみてはいかがでしょうか。

そして、少しずつ、スタッフの状況を見ながら、「期待値を上げていく」というコントロールをしてみましょう。

院長先生ご自身のストレスも、全てではないかもしれませんが、なくなってくるかもしれません。

 

そして、「期待値を下げる」のは決して悪いことではありません

「期待値を下げて」そのまま終わり、ではよくないかもしれませんが、

一度、「期待値を現状に合わせ」、そのあと、徐々に状況を見ながら上げていく

それが、「期待値のコントロール」です。

 

スタッフが思う通り動いてくれない・・・とお悩みの院長先生は、ぜひ一度お試しください。

 

【ひとりごと】

頂き物のジャガイモのマッシュポテトとジャガイモのオイル焼きを、

全粒粉のトーストにのせて。マヨネーズをちょっぴりかけて。

トーストのカリカリと、マッシュポテトのフワフワが絶妙な組み合わせです。

 

 

 

 

 

 

 

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