医療・クリニックに強い税理士松浦薫のブログ
先々週、先週は、いろいろと反省な2週間。
反省①:「スピーカーとしては『うぶ毛もはえていないくらいのひよこ』」だなぁと自覚した1週間。
(あれ、ひよこってうぶ毛生えてたっけ。)
先々週になりますが、ゼイカイさまの「会計事務所博覧会」で
「女性の戦力化」をテーマにパネルディスカッションに参加させていただきました。
すごく素敵な女性税理士の先輩(・・・とおよびしてよいのだろうか)がモデレーターで、
個人開業後事務所を順調に成長・拡大されている(おそらく同年代の)先生、
名古屋が本社ですが東京支社長として頑張っていらっしゃる先生にまじって、
ぴよぴよ~とお話しさせていただきました。
時間は1時間程度だったのですが、、、うーん。反省しきり。
「ひとつも面白いこと(というか、ためになること)が言えなかった」気がします。
きっと、ご参加いただいた方は、
・うーん、女性の活用っちゅうてもねぇ。
・なんだか難しそうでたいへんだよね。
・そもそも何から手をつけたらええのかね。
とお悩みの事務所長様が多かったと思うのですが、
いま税理士として在籍しているTOTALグループは
既に女性の働く場としてはかなり進んでしまっているところで、、、
・こんなに女性が頑張っています
・こんな女性が働きやすいです
的なお話しかできなかったのではと。
「ねーちゃーん、いってることはわかるけど、わいがどないしたらえーんか教えてくれや」
と、コンサルが言われてヘコむワード第3位くらい(勝手に自分しらべ)が
頭をよぎりながら、話をさせて頂きました。ううむ。
あと、同じくスピーカーとして参加された先生のお話が、面白くて面白くて。
もちろんためになることが前提なのですが、
それに加えてご自分のキャラをフルに生かしたネタ(っていいのかな)が
本当に面白くて、となりで(スピーカーにもかかわらず)ゲラゲラと笑ってしまいました。
ということで、
次回に向けた学び&アクション①:
「あー、聞いてよかった!」と思っていただけるものを1個だけでもお伝えすることをゴールに。
そのために、「何が聞きたいか?」をあらかじめ仮説をたてておく。
(・・・おいおい、これまで、やってなかったんかい。)
今週も、相続セミナーがあります。
何とか、うぶ毛の1本くらいは生えたひよこになりたいものです。
反省②:お客様に「税理士冥利」を思い出させられた1週間。
ここのところ忙しさにかまけ、
・「少しでもいい状態をめざすこと」
・「そのためにちゃんと考えること」
・「考えたうえで、あきらめずに前に進むこと」
というプロとしての心構えに目をそらし、
「とりあえず、合格点でのりきらしてください!(・・・おずおず)ダメ?」
という状態に慣れそうになり、ま、それもいっか、的な状態が続いていました。
月の中旬・下旬になると、税理士としては「お客様訪問WEEK」に入ります。
1日2-3件をご訪問してお話をして回る日が続きます。
正直、外出が続くと体力的には疲れますし(お肌も体も曲がり角)、
中での作業がほぼできない(=週末を使わざるを得ない)ので、
それもしんどいのはしんどいのですが、
やっぱりお客様と接していると、
「税理士やっててよかったな」と思わせて頂く瞬間がたくさんあって、
気持ち的には元気を頂くことが多い時期です。
なぜか。
お客様訪問は「会計の数字のご報告」はもちろんですが、
お客様のビジネスに関して、
・今、何が起こっているか・問題は
・今後、どうしたいのか
など色んなお話しをして頂きます。
正直、とっても忙しい経営者さまに、
「時間を使わせちゃっていいのかなぁ」と思うことがよくあったのですが、
どうもそうではないようで。
最近「ちょっと経営者」になってわかりはじめたことなのですが、
会社をやっていると、日々の色んなことに追われ、
「きちんと考える」時間が、意識しないととれない
状態になります(ならない方もいらっしゃると思いますが)。
でも、「きちんと考えず」会社を進ませる、ってできないですよね。
そんなときどうするか。
毎月訪問してくる(しかも、会社の現状の数字と一緒に)税理士に
・いまどういう状態だと思っているか
・今後どうしていきたいか
を話す、というのを自分の「ルーティン」にして頂いている経営者の方が多いのだと思います。
というのも、先日、ご訪問した経営者さまから
「あのね、1ヶ月に1回、こうやって先のことを考えさせてもらわないと、
日々はあーだこーだいろいろあって考えてるヒマなんかないから」
と言われまして、、、なるほどそうなのか、と。
その経営者の方は、いつも、こちらの会計報告は、はいはい、と聞かれつつ、
「たぶん来月はねぇ、こんな感じになって、こんな感じになって」
「いまやっているのがねぇ、今年はここまでくらいかな」
「でもね、来年の今頃は、こんな感じで」
と当面の状況と今後の見込みや目標をお話しされます。
そしてきまって、また数字に戻り、
「・・・で、どれくらい粗利ってのびてる?」
「・・・で、あと1年でどれくらい手持ちいきそう?」
「・・・で、人ってあとどれくらいふやしてもいい?もちょっと待遇あげられそう?」
と矢継ぎ早にご質問いただく、という流れが多いです。
お応えする身としては、
・今の鍵となる数字を頭に入れておく
・会社の現況と今後の目標を頭にいれておく
・そのうえで、見込みを計算機たたきながらでもお話しできる
状態にしておかないと、話になりません。
正直、訪問ラッシュの週にこの準備をしていくのはしんどい部分もあったりしますが、でも、
「自分の訪問が、この人の将来を考えるルーティンになっている」
ということに改めて気づかされ、本当にありがたいな、と思いました。
だからこそ、
「合格点じゃダメ?状態」なんて絶対にあり得ないですよね・・・
本当に反省。
毎月の訪問。
お客様に、しっかりお客様に考えてもらえるように。
あと、「考えてなかったよ」っていう学びもできれば得て頂けるように。
そして、「さ、また来月もがんばりますか」と思って頂けるように。
自分の力不足で、全ての訪問はそうならないと思うけれど、
でもそれを目指して気持ちを新たに頑張ろうと思いました。
次回に向けた学び&アクション②:
「忙しさ」を言い訳にしない。
毎回、「来月も頑張ろう」と思って頂ける訪問をするには?と考えて準備する。
ここのところ反省点が多すぎて長くなりました。次の投稿。
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医療・クリニックに強い税理士、開業ドクターの「伴走者」、松浦 薫です。 モットーは、「お客様が『一番永く、深く関わりたいと思う専門家』になること」。 ※ 私のちょっと(