生き方・働き方

「感情」に流されない。「ファクト」を冷静にとらえる:いろいろと反省な2週間。Vol.2

2017.11.09
生き方・働き方

いろいろと反省な2週間。反省祭りは続きます。

まあ、なんでこんな反省しているかというと、
BCGで働いていて、(ちょっとシニカルさも含めて)「いいことばだなぁ」と思った言葉の一つに、

「進化」

という言葉があります。

戦略コンサルのあるある。

徹夜で必死こいて仕上げた分析を朝の7時にもっていって、即「根底からダメだし」された瞬間
何時間もみっちりチームで議論して仕上げたパッケージがクライアントに「火あぶり」にされた瞬間
第1回目のミーティングで、仮説どころか、論点からずれていたことがMTGでわかった瞬間

正直、まいっちゃうよね、てへへ。な状態なのですが、そんなとき。

「進化したね!」と励ましあう文化(?)がありました。
(注:繰り返しになりますが、若干の怒りシニカルさを込めて)。

コンサルの仕事だけでなく、ビジネスならなんでも
・思った通りにいく
・失敗しない(ので、って言ってみたい)
・順調すぎて口笛がでる
みたいな状態になることは、ほぼない
(・・・あるのかもしれませんが、そんな素敵な仕事人生は歩めませんでした)
ので、何があったとしても、

自分の気持ちを前に向けて進めるようにする

ことが大事なのかなぁ、と思います。
そんなとき、BCGでは
「進化した!」というマジックワード
でみんな頑張って前を向いていた気がします。

ただ、「進化した!」っていやーなんでもいいかというとそうではなく、
「進化」するには、「何を?」「どうすれば?」の具体化が必要です。

というわけで、「進化」の前に「反省」することがもっと大事

ということで、前置きが長くなりましたが・・・反省のつづき。

反省③:ファクトと感情の違い、を学んだ1週間。

スピーカーとしてはひよこ、だけでなく、
経営者としてはうぶ毛どころか殻がわれてないたまごな状態ですが、

ありがたいことに、
ごくごく近くで師匠として「バシバシ」鍛えてくれる方が何人かいらっしゃいます。

そのお一人に、先週いわれたこと。

「感情とファクトを分ける」
「今見えている世界を「ファクト」としてとらえることをもっと意識する」

つまりは、「感情に流される、ひきずられてはいけない」ということなのだと思います。

経営者としての判断には、
・「事実」に基づいた判断
だけでなく、
・「感性(≒勘)」に基づいた判断
もあってもいいし、むしろあるべきだ、と思います。
先日の山口周さんの書籍にあったとおりで。

ただし、「感情」だけで判断をする、「感情」にまかせて判断するのは
とっても危険で、絶対にやってはいけないこと。

とはいえ、一緒にはたらくメンバーやお客様の「感情」は大切にしたいし、すべきだと思うし、、、

・・・。

・・・。

ううむ。まだ「どうすればいいか」具体的なアクションに落ちていない状態。

次回に向けた学び&アクション③:
まずは、「感情」と「ファクト」が別に存在する、ということを概念的でもいいから理解する。
(どうすれば概念的にも理解できるか?考えてみよう。)

反省④:「おっしゃるとおり!」な1週間。

ささりまくった、Facebookでの投稿。
経営者として常に前を向き、ベストを尽くしている方だからこそ。さすがです。

仕事に追いかけられたら負けだ。
仕事が後から着いてくるようにならないといけない。
それには
1)氷山の一角を見つけたら、すぐさま氷山全体に対処することを考える
2)その時、ではなく、そのずっとあとに起こることまで想像して対処する
3)着手前にゴールとプロセスを明確にしとく
要するに想像力の問題だ。
追いかけられるうちは、
まだまだ
想像の範囲が狭い、と思ったほうがいい
主導権を取ろう。

次回に向けた学び&アクション④:
言い訳はしない。
あきらめない。
今年中には「主導権」を取り戻す。